コラム

ほぼ週刊!スーパーマーケットツウシンVol.10

こんにちは!ゴトウチスーパードットコム編集長の谷尻純子です。

“ほぼ週刊”で、気になるスーパーマーケットの情報をお伝えしているこの連載。と言いつつも、最近“ほぼ隔週”になってきているのはナイショの話なのですが……(笑)。

今回は「コロナが落ち着いたら行きたい、島のスーパー」2つをピックアップしてみました!

今はまだ行けなくても、状況が落ち着き、気持ちよく旅行できるようになったときに、ぜひ観光の候補地にしてみてくださいね。

今週の気になるスーパー


石垣島(沖縄県)「知念商会」

国道沿いにひょいっと現れる個人商店こそが、今回のおすすめ店

石垣島にある知念商会は、石垣島に行ったらぜひ一度訪れてみてほしいスーパー。旅行サイト「トリップアドバイザー」でも5段階中4を叩き出す、驚異の人気ぶりです。


(私調べによれば)沖縄県は他都道府県に比べ、地元スーパーのご当地食品ラインナップ率が異常に高いのですが、こちらは、そのなかでも特にローカル感が味わえるイチオシのお店。

「店内にある商品、ほぼすべて沖縄産のものなのでは……?」と思うレベルで、一歩足を踏み入れればそこはもう南国です(いや、外も南国なんですけどね)。

すてきすぎるローカル感。これぞ地元スーパー!

地元感あふれる商品とともに知念商会で評判を呼んでいるのが「知念商会の顔」とも言える代表商品、オニササです。

オニササ……?

石垣島に行ってオニササを食べずに帰るなんて、日本に来た外国人の方がお寿司を食べずに帰るようなもの!……というのは言い過ぎかもしれませんが、とにかくここでしか食べられないので、ぜひ押さえてほしい地元グルメなのです。

その正体はなんと、おにぎりとささみフライを合わせたお惣菜。そう、そのため略して「オニササ」と呼ばれています。

これがオニササ!

店頭にあるおにぎりと、お惣菜のささみフライを組み合わせて作るこちらは、食べ盛りの地元高校生がこのように食べたことがはじまりで、お店の看板商品になっていったのだそう。

私が以前訪れたときは、店頭のショーケースからおにぎりの種類を選んでセルフで作るスタイルだったのですが、今はこんな状況なので変わっているかもしれません。

地元の高校生が考えた超ローカルグルメが、今では石垣島のガイドブックにも載るくらい人気になるなんて、ご当地スーパーならではのエピソード。そんなほっこり感をぜひ体験しに行ってみてほしいです。


奄美大島(鹿児島県)「ビッグⅡ」

同じく南国の、奄美大島にあるディスカウントスーパーのビッグⅡも気になる島のスーパー。

実はまだ行ったことがないので多くの情報を持ち合わせているわけではないのですが、調べれば調べるほど行きたい欲の高まる魅力的なお店です。


こちらもトリップアドバイザーで5段階中4がつく人気ぶり。もう店構えからして南国感が溢れすぎていて、PCをのぞく私のテンションが高まります。

店名のフォントもいいわぁ……(出典:ビッグⅡ公式サイト)

広い店内には鹿児島県や九州のご当地食品はもちろん、奄美大島県産の食品もたくさん並んでいるそう。ディスカウントストアということで価格もかなりお手頃とのことです。

お店の公式サイトにも、“あまみやげ”が揃っていると書いてあるので、これは期待大ですね。

出典:ビッグⅡ公式サイト

島を訪れた観光客のなかにはお土産をここで買う方も多く、「初日にたくさん買って配送手続きをしておく」なんて口コミも見かけました。

個人的には同じく公式サイトの「新着情報」コーナーで更新されているブログも好き。お客さんへのお知らせプラス、ふふふと笑えるひとことなんかも書いてあり、ニコニコしながら読んじゃいました。

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ゆっくりと流れる島時間を堪能できる島旅。あまりお土産屋さんがなくて、いいお土産がなかなか見つからない……と困っている方は、島のスーパーに行ってみるといいかもしれません。

島民の方の生活が垣間見える島のスーパーは、その島の本当の魅力を教えてくれるはず。観光客向けじゃない、島の“おいしいもの”をぜひ探しに行ってみてください。


今週のひとこと

全国的に梅雨があけ、本格的な夏到来!

去年に比べて圧倒的におうちで過ごす時間が多くなり、夏らしさをなかなか体験できていませんが、来年の夏に想いを馳せながら夏に行きたいスーパーをたくさんピックアップしている今日この頃です。

あー、はやく島のスーパーにも行きたいなぁ。

ゴトウチスーパードットコム編集長 谷尻純子