コラム

ほぼ週刊!スーパーマーケットツウシンVol.5

こんにちは。ゴトウチスーパードットコム編集長の谷尻です。

スーパーマーケットツウシンでは、“ほぼ週刊”で気になるスーパーの情報をお届け。今回は「中食(なかしょく)」需要増のなか、注目したいスーパーを2つピックアップしてみました。


今週の気になるスーパー


東京都「ヨークフーズ」

セブン&アイ・ホールディングスが新たな食品スーパー業態として展開をはじめた「ヨークフーズ」。2020年6月1日付けで同グループの「ヨークマート」が「イトーヨーカドー食品館」「ザ・プライス」「コンフォートマーケット」の3業態を統合し、「ヨーク」と称号を改めて新たに仕掛ける業態です。

新会社ヨークのスタートに先駆けてオープンした千葉県のちはら台店や、東京都の新宿富久店には、さっそく注目すべき商品がたくさん。

千葉県の店舗では千葉県産の魚を使ったお寿司や、同じく千葉県産の野菜を青果コーナーに展開。またどちらの店舗でも店頭の新鮮な野菜を使ったサラダを販売するなど、ヨークのこだわりが詰まった商品が多数発見できるのです。


また自社が運営するベーカリー「Bonheur(ボヌール)」も併設。焼きたての食パンや高温の窯で焼くピザなども、看板メニューとして販売しています。

さらにデザートコーナーでは、サラダと同じく店内でカットしたフルーツを使って作るフルーツタルトのほか、スイーツも多数取り揃えています。

スーパーというと「日常使い」「疲れた日にお惣菜を買う」というイメージが強いですが、ヨークフーズの店舗では、ハレの日もケの日も、疲れていても元気でも、「これがいい!」と思える商品がたくさん。

おうちで過ごす時間が例年より長くなりそうな今年ですが、遠くまで外出しなくてもスーパーでおいしい中食が揃えば、毎日の食事がもっと楽しくなりそうですね。


東京都「サミット」

関東圏を中心に店舗を展開するサミットもまた、中食需要にしっかり応えてくれるスーパー。

全国スーパーマーケット協会が主催し年に1度開催される「お弁当・お惣菜大賞」では、全国のスーパーからエントリーされる数多あるお惣菜をおさえ、いつも数点が入賞する強豪スーパーです。

また同じく唐揚げの味を競う「からあげグランプリ」でも同社の唐揚げは金賞を受賞するなど、そのお惣菜のおいしさは折り紙付き。


サミットのお惣菜は奇をてらったメニューや食材ではなく、家庭の定番メニューが多いのも特徴的。ホッとするメニューが1人分の容量から揃っているので、1人で食べるときも家族と食べるときも、いつでも“ちょうどいい”があるのが魅力です。

サミットのライバルは、他のスーパーではなく“家庭の味”。自分で作るよりもおいしかったり、濃すぎず安心する味だったり、そういったところが気に入りファンが多くなっていくのだと思います。

いつもとちょっと違うメニューや味付けが食べたいとき、外食するほどではないけどちょっとラクしたいとき、サミットは食卓を応援してくれる頼もしい存在。

こだわり抜いたおいしさは、「お惣菜って、もはや手抜きではなくごちそうなのでは?」と思わせてくれますよ。

ヨークフーズもサミットも、おうちでの料理や食事の時間を楽しくしてくれる、お世話になりたいスーパーなのです。


今週のひとこと

先日、家事代行サービスにレンジフードの掃除を思い切って依頼してみました。こまめに掃除はしているつもりでも、自分ではなかなかキレイにできなかったレンジフード。お値段は多少するものの、さすがプロ!!で、あっという間にピカピカに。

油臭さもなくなり、掃除前より料理の時間が楽しくなった気がします。

料理のストレスを減らすために、良いスーパーに出会ったり、お気に入りの調味料を使ったりするのが大切なのと同じくらい、キッチンをストレスのない状態に保つのも大切だな~と思った次第です。

ゴトウチスーパードットコム編集長 谷尻純子