【愛知県】ダイワスーパーへ大人気のフルーツサンドを求めて

愛知県岡崎市にある小さなご当地スーパー、「ダイワスーパー」。店舗は宇頭駅から徒歩すぐの本店のみとなりますが、SNSで同店の「フルーツサンド」や「フルーツかき氷」が話題となり、今や全国からお客さんがやってきます。

ブームを仕掛けたのは、まだ20代の3代目社長。「日本一、魅力のあるスーパー」を目指すダイワスーパーへ、私も行ってきました！

 

愛知県ご当地スーパー「ダイワスーパー」

ダイワスーパーへ到着したのは、4月に入ったばかりの日曜日、午前9時15分。10時オープンなので友達と「ちょっと早く着きすぎたかな？」なんて言いながら向かっていましたが、着いてみてびっくり。既に30人ほどが並んでいました。45分前に来てもこの列なんて、1番目の人はいったい何時に着いていたんだろう……。

待つこと30分。

あと15分ほどでオープン！という時に、スタッフさんのマイクパフォーマンスが始まりました。

このパフォーマンス、いつもは3代目社長が行うらしいのですが、この日は社長が出張中とのことで弟さんが担当。

スーパーでオープン前にマイクパフォーマンスが行われるなんて見たことないので、「何が始まるのかな？」とワクワク。

フルーツサンドを求めてやってきたお客さんへの、買い物方法の説明をされた後、宮崎マンゴーを使った2000円（！）のフルーツサンドを賭けた、じゃんけん大会（勝った1名のみが無料で食べられて、食レポをするという内容）が実施されました。

待ち時間を楽しいものにしてくれるこのパフォーマンスで、すっかり心をつかまれたお客さんたち。みんな、フルーツサンドへのテンションがより高まっている様子でした。

ちなみにスタッフさん曰く、「全国から来ていただいているので皆さんに買ってもらえるように、1人5個までの購入でお願いします」とのこと。そういった配慮も素敵ですね。

また2019年4月訪問時点での生産量は、1日で15種類・1000個とのこと。多くのお客さんに食べてもらえるよう、しっかり購入できる個数を作ってくれているようでした。

さあ、10時になっていざオープン！

店内が混雑しないようにと人数制限されながら入店しますが、この時にもちょっとした「ほっこり」体験が。

フルーツサンドのコーナーは店内奥にあるのですが、そこへ向かう際に、店頭に整列したスタッフさんたちとハイタッチをして行くんです。

「まるでテーマパークみたいだな」と思うこの楽しませ方。朝早くから並んでいるお客さんへ、感謝の気持ちと「楽しんでね」というメッセージがこもった良い施策だなと感じました。

なおフルーツサンドコーナーは、お店が一度オープンしてしまうと写真を撮るのがなかなか難しいものの、先頭の方に並んでいる人にだけ特権が。

最初に店内へ案内された場合（私の時で35人程度がオープンと同時に店内に入れました）、みんなが選び始める前に、いっせいに「写真撮影タイム」を設けてもらえました。

「撮った写真は『#ダイワスーパー』とつけてアップしてくださいね～！」なんて声がけもあって、「さすが、わかってるな……」なんて妙に感動。

ばっちりフルーツサンドたちが並んだ美しい棚を写真に収められました。

迷いに迷い、私は「デコポン」「博多あまおう」「黒あまおう」をチョイス。おまけに、フルーツサンドではありませんが「だしまきサンド」やお惣菜コーナーの「しいたけフライ」もついつい購入してしまいました。

これだけ買えたら満足かな…と思っていたのですが、会計前に発見してしまったのがこちら。

「お好み焼」と書かれた文字の下に貼ってあるのは、ソフトクリームの案内POP。なんと、ダイワスーパーではフルーツサンドだけではなく、フレッシュなフルーツを使ったソフトクリームまで販売しているんです！

このソフトクリームも、もう絶品で……。ミルクの味が濃く、練乳のようなソフトクリームに甘酸っぱいいちごがとにかく合う。添えられた揚げたパン耳も、香ばしくてサクサクしており、名わき役となっていました。

フルーツサンドも家に持ち帰って食べましたが、食パンはふわふわ、生クリームはさっぱりしていてしつこくなく、フルーツはみずみずしく甘みがしっかりあって「おいしい～～！」としか言えない味。

「5個もいらないかな」と思った自分を怒りたい。5個買っておくべきでした。

名古屋市から車で1時間ほどの距離ですが、足を運ぶ価値しかないダイワスーパー。「おいしい」だけじゃなくワクワクする買い物体験をさせてくれるお店なので、ぜひ1度行ってみてほしいです！