【兵庫県】ご当地スーパーでお土産探し@ヤマダストアー
各都道府県のご当地スーパーへ、お土産にしたいご当地食品を自腹で探しに行く本企画。今回は兵庫県に行ってきました。
今回訪れたのは「ヤマダストアー」の北野店です。ヤマダストアーは兵庫県の中心地である神戸市から、さらに岡山寄りの加古川市や姫路市に店舗を展開。
今回は加古川市内の店舗に行きましたが、観光ついでに訪れる場合は姫路城などがある姫路市内の店舗がおすすめです。
兵庫県ご当地スーパー「ヤマダストアー 北野店」
2018年の節分に一躍有名になったヤマダストアー。
同店の名前を聞いてピンとこなくても、「恵方巻きを昨年実績で作ることを発表し、有名になったスーパー」と聞くと分かる方もいるかもしれません。
食品の安心安全や、生態系を壊さないような提供・啓蒙に力を入れるヤマダストアーでは、2018年の恵方巻きは破棄ロス削減のために生産量を増やさず「全店昨年実績で作る」という異例の決定をしたのです。
この取り組みが注目を浴びて有名になったものの、実はこれはヤマダストアーの取り組みのほんの一部。
店舗に行くと、各食材に関する豆知識や生態系を守るための呼びかけPOPがたくさんありました。
ヤマダストアーでは、同社の“持続可能な”商品の販売というコンセプトにあった商品のみが販売されており、店内にはそのこだわりがギュッと詰まっています。
でも、それだけではありません。
私も訪問前は「単なる自然食品のお店かな?」と思っていたのですが、訪問してみると良い意味でイメージを裏切られました。
有機食品やオーガニック食品とともに、お客さんのリクエストに応えた商品や、地元ならではの商品もたくさん販売されていて、なんというか、道の駅みたいな印象。
とっても宝探し感のある店内で、買い物中は終始わくわくドキドキしていました。
例えば、“兵庫県姫路市のソウルフード”として最近人気のアーモンドバターは、地元のパン屋さん製造のものが置いてあったり、
加古川市のB級グルメ「かつめし」のたれも販売。POPに名物ですよと説明があるので、地元グルメにも詳しくなれます。
兵庫県と言えば、ソース!
「関西の粉もの=大阪」のイメージが強いため、兵庫県にソースのメーカーが多いことはあまり知られていませんが、神戸市長田区はそばめしの発祥地であるなど兵庫県にも鉄板焼き文化が根付いているんです。
こちらは、関西人なら誰でも知っている(!?)ソースメーカー「オリバーソース」のどろソース。「どろ」とは、粘度が高く旨味やコクの強いソースを表した名前。
関西以外ではほとんど見かけない、まさにご当地色の強い調味料なのです。
地元で製パン事業を営むニシカワ食品が手掛ける「ニシカワパン」は、キュートなパッケージがポイント。
そうめんの端っこを集めた商品である「手延べバチ」もありました。
ちなみに、そうめんと言えば…で有名な「揖保乃糸」も、兵庫県のそうめんブランドです。
西洋文化が輸入される窓口となった港がある神戸市には、おしゃれな神戸スイーツもたくさん。神戸の有名スイーツ店のイチオシ商品も並んでいました。
もちろん、食の安心安全をテーマにした商品も所狭しと並んでいます。
ご当地食品ではありませんが、素材にこだわって作られたドレッシング各種や、
同じく食の安心安全にこだわる山梨県のスーパー「いちやまマート」のプライベートブランド商品も発見。
こちらはサクサクとした軽い食感が人気のバナナチップス。企業が違えど、良い商品を入荷するところがすてきです。
大興奮の中、選んだご当地食品は以下の通りです!
おすすめ兵庫土産
※価格は全て税抜です。
ばらソース「焼そばソース」
そばめしの発祥地である神戸市長田区の地ソース・ばらソース。長田区に行くと、飲食店などでは「ばらソース」の看板を頻繁に見かけるほど地元民にとって定番のソースです。
シリーズにはお好み焼き用の「お好みソース」や、「ウスターソース」などもありますが、今回は長田区らしくそばめしにもぴったりなこちらをチョイス。
内容量:500ml
価格:380円
森彌食品「ブラザーソース どろからソース」
兵庫県神戸市に本社をおく企業が製造するブラザーソースブランドからは、粘度の高い「どろからソース」を購入。ウスターソースを熟成させる際に、容器の底に沈殿する濃い部分を集めたソースです。これを使えば料理の味にコクと深みが出ますよ。
内容量:300ml
価格:322円
ニシカワ食品「にしかわフラワー」「白あん入りメロンパン」
兵庫県内でスーパーや学校給食などにパンを届けているニシカワ食品のパンは、パッケージに描かれたかわいいイラストとフォントに胸キュン。
創業以来のロングセラー商品である「にしかわフラワー」は、2種類の甘い生地でミルクのクリームを巻き込んだパン。
「白あん入りメロンパン」は通常のメロンパンを思い浮かべて手に取るとちょっとびっくりする形。メロンを切ったような形のパンに、白あんが入ったこのメロンパンが、神戸では長らく親しまれてきたようです。
価格:各130円
「手延バチ」
手延べそうめんを作る際に副産物としてとれる、そうめんの端っこ部分を集めた商品。製麺所などがある地場などでしかなかなか手に入らないので、希少性の高いご当地麺です。端の部分は通常の麺に比べて粘度が高く、お吸い物の具材などとして食べられているそう。
価格:189円
コスモス食品「オニオンスープ」「たまごスープ」
兵庫県の中心地から30分ほど車を走らせると、温泉地や自然に恵まれた淡路島へアクセス可能。淡路島では玉ねぎが名産品として有名です。そんな淡路島の玉ねぎを使ったオニオンスープは、淡路島の定番土産の一つ。今回は同島で放し飼いされたにわとりのたまごを使ったスープも一緒に買いました。お手頃な価格なのでばらまき土産としてもおすすめです。
価格:各118円
西海醤油「明石のりラーメン」
兵庫県明石市といえば地元の海でとれる海苔が有名。ヤマダストアー店内にも、たくさん明石産の海苔が売っていました。
「海苔を土産にするのは、ちょっと渋すぎるな…」というときは、こんな海苔を使ったラーメンなんていかがでしょう。醤油味と塩味がありましたが、今回は塩味の方を購入。
価格:278円
三田屋総本家「黒毛和牛のビーフカレー」
兵庫県の老舗肉屋「三田屋総本家」は、三田牛を中心に質と味にこだわって畜産から肉の加工販売まで手掛ける企業。こだわりのビーフカレーもお土産にぜひ。
価格:498円
ヤマダストアー「但馬ビーフカレー」
カレーかぶりですが、ヤマダストアーが手掛ける自社商品も買いました。こちらは兵庫県のブランド牛・但馬の黒毛和牛を使ったカレーです。
価格:379円
スーパー好きなら必ず行ってほしいヤマダストアー。まだまだ欲しいものはありましたが、お財布事情も考えてグッと我慢。でも、これから兵庫県に行くたびに訪問してしまいそうです。