【山形県】ご当地スーパーでお土産探し@ヤマザワ
お土産物屋さんよりも、その土地の普段の暮らしに近いご当地グルメが見つかる場所……それがご当地スーパー!
地元の人にとっては「あって当たり前」なお店も商品も、実はその地域だけ!だったりするのです。
そんなわけで、今回は山形県のご当地スーパーを探検してきました!
山形県ご当地スーパー「ヤマザワ 宮町店」
訪れたのはJR北山形駅から徒歩7分ほどでアクセスできる、ご当地スーパー「ヤマザワ」の宮町店。ヤマザワは山形県ほか宮城県にも店舗を展開する、地元では比較的規模の大きいスーパーです。
お店に入ってまず目に留まったのは、山形県の郷土料理「いも煮」のコーナー。必要な材料はもちろん、いも煮専用のたれまで置いてあるので初めて作る方もこれなら安心ですね!
青果コーナーにも「いも煮」と大きく書かれたPOPが貼ってあり「さすが山形、いも煮推し感がすごい……!」とローカルな光景に心が温まりました。
続いて、最近外さずにチェックしている納豆のコーナーへ。納豆やお豆腐って賞味期限が短いからか、配送に時間がかからない(?)地元のメーカーのものを多くラインナップしているスーパーが多くて面白いのです。
山形のスーパーにも見たことのない納豆商品がたくさん!特に山形では郷土料理に「納豆餅」や「納豆汁」があるなど、納豆になじみの深い地域。おいしそうな商品がいっぱいで心が躍りました!
そのほか、名物の「玉こんにゃく」を見つけたり、山形出羽三山(羽黒山、月山、湯殿山の総称)で作られる「羽黒そば」を見つけたりと、序盤からご当地品を見つけまくりな好スタート。楽しい~!
お味噌コーナーにもしっかり地元のお味噌があり、シブいパッケージにわくわく。
その横にある醤油・たれの棚ではTikTokで一躍有名となった「うまいたれ」も発見しました!めんつゆみたいな調味料でいろんな料理に使える万能選手なのだそう。迷わず購入決定です。
エースコックが東北限定で販売するご当地カップ麺にも出合えました。なんで東北限定なんだろ。気になる。
パンコーナーでご当地パンの「ベタチョコ」をしっかりチェックした後は、イートインコーナーへ。休憩スペースのそばではB級グルメの「どんどん焼き」が販売されていました。
あれもこれも……とカートのカゴに入れていたら、いつの間にかご当地商品がこんもりと積み上がった状態に。かなり楽しめた探検となりました!
山形県ご当地食品
※価格はすべて税抜で、購入時のレシートを参考にしています。
平山権兵衛商店「うまいたれ」
あの人気テレビ番組「ケンミンSHOW」でも取り上げられたという「うまいたれ」。TikTokでもこの調味料を使った料理が話題になったりと、山形県のエース的存在な調味料です。
その正体は醤油風の万能調味料。明治時代からお醤油・お味噌の醸造業を営む地元の企業が製造販売しており、“THEご当地”な奴なのです。
お醤油として使ってもいいし、めんつゆ風に出汁やつゆとして利用しても。公式サイトいわく一般的なお醤油よりも塩分濃度比率が低めになっているそうで、うれしいですね。
もちろん、郷土料理のいも煮にも使えますよ!
価格:798円(1L入り)
酒田米菓「オランダせんべい」
山形県庄内地方のソウルフードであるオランダせんべいは、50年以上にわたって販売され続けているロングセラー品。山形県庄内地域産のうるち米を100%使って作られています。
こちらの品は、米問屋を営んでいた創業者が地元の特産品を守るべく、庄内地方のお米を使ったせんべいを売り出したのが起源なのだそう。
厚さ3mmとうす焼きのおせんべいは、サクサク・パリパリで軽い食感。あっさりとした塩味なので何枚もイケちゃいます!
私はお土産にしやすい小さめサイズの「小さなオランダせんべい」を購入しました。
価格:98円
半澤鶏卵「スモッち」
スモーキーな薫りと味わいが癖になる半熟燻製卵の「スモッち」は、山形の人気ご当地商品。刻んでポテトサラダに入れたり、そのままおやつに食べたりと冷蔵庫にあると何かと使える商品です。
弾力のある白身と、とろっととろける黄身の食感バランスがたまらない!
ちなみに燻製チップには桜の木とともに、山形県産のさくらんぼの木のチップもブレンドされているそうです。
価格:138円
たいようパン「ベタチョコ」
山形県のご当地パンといえば「ベタチョコ」。
パッケージにある通り、東京オリンピックが開催された昭和39年から愛され続けているマストバイな商品です。
開いたコッペパンにたっぷりチョコレートをかけてコーティング。その見た目からしてインパクトは抜群です。今回購入したミルクチョコレート味のほか、いちごチョコレートやホワイトチョコレートの味もラインナップされていました。
価格:130円
東洋水産「あつあつ芋煮うどん」
2020年9月に発売されたマルちゃんシリーズの新商品「あつあつ芋煮うどん」。東北地区限定商品で、山形県の郷土料理「いも煮」をイメージした味付けとなっています。
醤油ベースで少し甘めのつゆとほくほく食感の里芋入りカップ麺は、手軽にいも煮風メニューが楽しめるお土産にもおすすめな一品です!
価格:118円
ゆきんこ「雪割納豆」
地域の伝統的な発酵食品である雪割納豆の製造を継承するため、2014年に創業した企業が製造販売する「雪割納豆」。
こちらの商品は納豆に米麹を加えて長い時間発酵させて作られているそうです。
しょっぱい中にも深いコクや旨みがあり、ごはんとの相性は抜群。ぜひ白ごはんにたっぷりのせてご賞味ください!
価格:275円
矢萩食品「納豆汁の素」
山形県の郷土料理「納豆汁」を作る際にマストとなるのが納豆汁の素。納豆と味噌を合わせて作られており、これ一つ(150g入り)で4~5人前程度の納豆汁が作れます。
お豆腐や油揚げ、きのこなどのお好みの具材を一緒に入れれば簡単に栄養満点の汁物が完成!
ほっこり、昔懐かしい味わいが癖になります。
価格:180円
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ご当地スーパーに行くまでは山形県の名物グルメについてあまり詳しくなかったのですが、行ってみるとかなりの豊作でたくさんの“おいしい”をお迎えできました!
ぜひ山形旅行の際の参考にしてください~!