コラム

ほぼ週刊!スーパーマーケットツウシン|Vol.1

こんにちは。ゴトウチスーパードットコム編集長の谷尻純子です。

緊急事態宣言の全面解除が決定されたといえど、自由な外出や気ままな旅行を積極的に楽しむ日がくるまでは、もう少し時間がかかりそうですね。
スーパーでの買い物も、エンターテイメントとして楽しむものとはいかなくなっています。

そんななかで、日々面白い取り組みをしていたり、すてきな商品を販売されていたりするスーパーの情報を、少しでも多くの方に知っていただければ……と思い、「ほぼ週刊!スーパーマーケットツウシン」を始めることにしました。

「スーパーマーケットがもっと好きになる!」をコンセプトに、(ほぼ)週に1回、スーパー各社の取り組みや気になるニュースをまとめて紹介していきます。

コラムの名前はお察しの通り、“ほぼ日”さんにインスパイアされてつけました(勝手にごめんなさい)。
できれば週間で公開していきたいけど、まあそのへんは気張らず、できる範囲で。

ゆる~く読んでいただきながら、スーパーの良さに触れていただければ幸いです。



今週の気になるスーパー

まずは今週気になったスーパーを2社紹介。



北海道「相沢食料百貨店」

TwitterやInstagramなど、SNSがとにかくにぎやかで見ていて楽しい相沢食料百貨店。“日本最北の町”である、北海道は稚内にあるスーパーです。

魅力は元気なSNSの中に登場する、地元産のおいしそうな食品の数々。身がぎっしり詰まったカニや、ぷりぷりのホタテ、肉々しいハンバーガーなど、とにかくヨダレものの北海道のめぐみがたくさん販売されているのです。



SNSをしっかり運用しているスーパーは増えてきたものの、ここまで商品の魅力をたっぷりと届けられているアカウントは珍しい。「今すぐ稚内に行けたらいいのに……」と思いながら、いつか行ける日に想いを馳せていつも楽しく拝見しています。

相沢食料百貨店の素晴らしいところは、その土地に住んでよかったと思えるような魅力的な地元産食材をたくさん店頭に並べていることと、それを外にも発信していること。「こんなスーパーがあるなら、この土地に住みたいかも!」と思わせてくれるスーパーって、なかなかありません。

また2020年3月にはネットショップをオープン。新型コロナウイルスでの外出自粛などを受け、お店に行きたくても行けない人に向けての試みだったそう。

ネットスーパーではなくネットショップというのもポイントで、あえて利便性を追求するのではない方向性を選ぶところに「食べることを楽しんでほしい」というスーパーの心意気を感じます。

「全国から選んだプロおすすめの食品も、北海道の食材も、どっちも信頼できるお店から合わせてお取り寄せしたい」

そんな願いをかなえてくれるサイトです。

日常を不自由なく過ごせ、不便を解決するのもスーパーに求められる大切な役割ですが、暮らしを楽しくしてくれるこんな取り組みもすてきですよね。

 



宮崎県「ナガノヤ・ウメコウジ」

宮崎県で「ナガノヤ」「ウメコウジ」を展開する株式会社永野のお弁当が、いまひそかに話題。それもそのはず、お弁当のネーミングがとにかく尖っているのです!

序章となったボリューム満点のサンドイッチ「食べづらいサンドイッチ」にはじまり、「逆ギレ弁当」「マジ卍弁当」など、もはや最近はそのネーミングからはどんな内容なのかわからないという斬新さ。



ちなみに、ネーミングは社長さんや社員さんが担当されているそうです。何が何だかわかりませんが、とにかく遊び心いっぱいで基本的に“まじめ”なスーパー業界のなかでは新鮮な試み。

毎日の買い物の中で「クスッ」と笑える仕掛けが用意されているお店だと、ちょっと疲れている日の買い物も何とか頑張れそうですね。

ちなみに私も過去に「食べづらいサンドイッチ」を食べました。ほんとーに食べづらかったものの(笑)、ふわふわシャキシャキな食感と、パンのほのかな甘みやマヨネーズのやわらかな酸味、ピリッと感じるマスタードのハーモニーが最高でしたよ!



今週のひとこと

ついに緊急事態宣言の全面解除が決定されましたね!

都道府県を越えた移動や全施設の経済活動がすぐに戻るわけではありませんが、少しずつ状況が落ち着いていき、スーパーマーケットをめぐる旅を何も気にせず楽しめる日がくるのを心待ちにしています。

今回の新型コロナウイルスにより、今後スーパーでは確実にネットスーパーなどの非対面販売の強化がされていくでしょう。

便利になる一方で、地域の人が集う憩いの場としての良さも捨てず、ぜひオンラインもオフラインもどちらでも“訪れたくなる”スーパーが増えていけばいいなぁと思います。

執筆:ゴトウチスーパードットコム編集長 谷尻純子