コラム

ほぼ週刊!スーパーマーケットツウシンVol.2

こんにちは。ゴトウチスーパードットコム編集長の谷尻純子です。

「スーパーマーケットがもっと好きになる!」をコンセプトに、“ほぼ”週刊で更新していくこのツウシン。

気になるお店について取り上げながら、スーパーマーケットの楽しさ・すてきさを皆さんに伝えていくべく、ゆるゆる続けていこうと思っています。


今週の気になるスーパー

今週は新型コロナウイルスの影響で飲食店が苦しむなか、地域の飲食店のために「飲食店のお弁当を店頭で販売する」ことに取り組まれた2社を紹介します。


埼玉県「ゼンエー」

埼玉県草加市に店舗を構えるゼンエーは、普段は激安スーパーとしてメディアによく取り上げられているお店。

詰め放題の“放題”具合がハンパではなく、にぎやかな様子が見ていてとっても楽しくなるスーパーです。


安さが話題を呼ぶものの、このお店の本当の魅力はその奥にある食に対する想い。ゼンエーでは「2030年までに食品ロスを半減する」という強い信念のもと、

・規格外品の販売
・3分の1ルール(※)の撤廃
消費期限、賞味期限の迫った商品は値引きして売り切る

といった取り組みをされています。

※3分の1ルール・・・食品流通の過程において、賞味期間の1/3以内で小売店舗に納品する慣例。これを超えると、賞味期限内の商品にもかかわらず店頭に並ばない(=廃棄となる)。

日ごろから食の未来のことを考えつつ、とはいえ自己中心的にはならず、生活者にとってうれしいお店の在り方を追及している企業なのです。

そんな同社が新型コロナウイルスのタイミングで行ったのが、地域の飲食店のお弁当を販売するという企画でした。


しかも、自粛期間は販売手数料なし。

そこには「自分たちが良ければそれでよし」というスタンスは全くなく、地域の食を守っていきたいという気持ちが感じられました。

ゼンエーのすばらしいところは、自分たちの信念のもと徹底して「食を楽しみ、食を守り、食を届ける」取り組みへチャレンジし、そして単発の施策に終わらず継続している点です。

食は、こころ豊かな暮らしや命の維持につながる大切な存在。

そんな「食」に真剣に取り組んでいるゼンエーの姿を見て、お客さんたちも食への意識が変わり、どんどんファンになっていっているんじゃないかな、と思うのです。


京都府「フレンドフーズ」

続いて紹介する京都府のフレンドフーズもまた、普段からとてもすてきな取り組みをたくさん催しているスーパーです。


フレンドフーズに並ぶのは「売れるものではなく、“ほんまもん”だけをお店に並べたい」という想いのもと、全国各地から仕入れる数々の商品。

商品に貼られたPOPにも丁寧にその商品の魅力がつづられ、ついつい読み込んでしまうので、ここに来るといつも自然と滞在時間が長くなってしまいます。

フレンドフーズ商品
オリジナルで作られた人気商品「鶏と豚の基本スープ」。POPで内容を説明

そんな同社でも、新型コロナウイルスで経営難にあえぐ飲食店の力になりたいと、店頭でのお弁当販売を実施されました。


お弁当は大人気だったようで、開始15分程度で完売になったものもあったそう。私も「近くに住んでいたら買いに行きたかったなぁ……」と近隣住民の方をうらやましく思いながら、その様子をSNS越しに拝見していました。

フレンドフーズの藤田代表取締役社長は「この取り組みが全国のスーパーに広がり、全国の飲食店の助けになっていければ」と、積極的に情報を発信。

SNSでも連日想いのこもった投稿が見られ、その投稿を見て、フレンドフーズをもっと好きになったお客さんも多かったのではないかと思います。


ゼンエーとフレンドフーズの2社に共通するのは、「自社の売り上げを上げたい」とか、そういった下心ではなく、食に対する真摯さとアツい想いが一貫して感じられる点です。

もちろん経営していくうえで売り上げが大切なのは言うまでもありませんが、それ以上に「お店として生産者や地域、お客さんとの関係がどうあるべきか」「食にどう向き合うべきか」を重視する姿勢に、結果的にファンが付き、「ほかのスーパーでは代替が利かない、なくてはならないお店」になっていっているのではないでしょうか。


今週のひとこと

緊急事態宣言の全面解除がされ、少しずつ日常が戻ってきました。

生活必需品の買い物と少しのお散歩以外ずっと家にこもる生活は結構しんどかったけれど、お花を毎週生けかえたり、ちょっぴりいいお菓子をお取り寄せしたりして、自分なりの“幸せな暮らしかた”を見つけた約2カ月間。

改めて身の回りの小さなことを少し良くするだけで、気持ちはこんなに穏やかになるんだなぁと感じる日々です。

食も同じ。少し調味料を変えてみる、おいしそうなお惣菜を買ってみる、そういったちょっとのアレンジが、毎日の幸せにつながることもありますよね。

そんな幸せづくりに貢献してくれているスーパーマーケットに感謝をして、引き続き食を楽しんでいきたいなと思っています。

ゴトウチスーパードットコム編集長 谷尻純子

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