ご当地スーパー

【茨城県】ご当地スーパーでお土産探し@カスミ

今回のスーパー旅は茨城県へ。東京駅から高速バスで2時間程度の、水戸市へ行ってきました!

水戸のご当地食材と言えば納豆のイメージですが、それ以外にどんなものがあるのか……?じっくり店内をまわって、探してきました。

 

茨城県ご当地スーパー「カスミ フードスクエア 水戸見川店」

あいにくの曇天

今回は関東圏を中心に150以上の店舗数を持つ、関東の大手スーパー「カスミ」へ。イオングループのスーパーなので、イオンのPBである「トップバリュ」製品も置いてあり、商品数が豊富で価格帯もお手頃です。

店内にはトップバリュの商品が多数

水戸見川店は水戸駅からバスで15分程度。

ちなみにカスミにはいろいろな業態があり、食品が強化されている「フードスクエア カスミ」業態の他、標準店舗の「フードマーケット カスミ」や低価格路線の「フードオフストッカー」などが展開されています。ご当地食品を発見したい場合は、今回行った「フードスクエア」と店名につくような店舗がおすすめです。

カスミの店内に入ってまず驚いたのは、入り口すぐに惣菜コーナーがあること。通常は旬の野菜や果物で季節の移ろいを感じられる青果コーナーがあるのですが、セオリーに反する店内配置となっていました。

入り口からすぐにたどり着く、おにぎりコーナー(おいしそう)

一人暮らし世帯やご高齢の方が多い場合は、需要の多い惣菜コーナーを入り口付近に持ってくるケースもあるので、そういった特徴がある地域なのかな……?なんて、地域に住まう人たちのことを考えながら、さてお買い物です。

まずはじめに向かったのは、やっぱり気になる納豆コーナー。思った通り他の地域のスーパーよりも広い!種類も豊富で、納豆好きにはたまりません。

茨城県民のソウルフードと噂の、水戸名産「しょぼろ納豆」も発見しました。納豆と切り干し大根が合わさっている、変わり種の納豆商品です。

味噌やこんにゃくなどの地域商品を集めたコーナーでも納豆を発見。こちらは干し(乾燥)納豆でした!普通の納豆だと要冷蔵品なのでお土産としては持って帰りにくいですが、乾燥させてあれば安心ですね。

牛乳のコーナーには県内牧場産の牛乳がたくさん。調べてみると、どうやら茨城県は乳業が盛んな様子。生乳生産量、産出額ともに全国8位なのだそうです。

茨城県の牛乳。お土産にはしづらいけど、飲んでみたい!

酪農が盛んな茨城県ではヨーグルトコーナーにも面白い商品が。

茨城県の中でも小美玉市は「ヨーグルトサミット」が行われるくらい、ヨーグルトを名産品としている街なのだそうです。店内で発見したこちらのヨーグルトも小美玉市のメーカーが作っているもの。なんと「梅」や「金柑」がまるごと入っています。

果肉入りのヨーグルトはよくありますが、まるごと入っているのはなかなか見ないですよね。面白い!

ところかわって、お茶コーナーも充実していました。

茨城県内には三つのお茶の産地があり、奥久慈茶や古内茶などのご当地茶が、茶葉コーナーに揃っています。「お茶と言えば静岡」というイメージでしたが、茨城県もお茶力高めですね。

こんな風に、スーパーの各コーナーを回りながらその土地の文化や名物を知っていくのも、ご当地スーパーめぐりの楽しいところなのです。

お醤油コーナーでは「茨城県のお醤油と言えばコレ!」の「紫峰しょうゆ」がありました。「紫峰」とは、茨城県にある筑波山の別名。高く美しい山のごとく、人気の醤油になるようにと名付けられたのでしょうか……(想像)。

紫峰しょうゆの横にある「米菱醤油」も茨城ブランドでした

あまり知られていませんが、せんべいコーナーも見逃してはいけないポイント。総務省家計調査によると、水戸市はせんべいの年間購入額が1位というデータが出ているのだとか。特にぬれせんべいは千葉や埼玉、茨城でよく作られている種類なので、お見逃しなく。

この他にも、お土産としても人気のほしいもや、

人気のそばブランド品種である「常陸秋そば」も見つけました。おいしそう!

いろいろと茨城の「おいしい!」が発見できた今回。購入した商品は以下の通りです。

おすすめ茨城土産

※価格はすべて税込で、購入時のレシートを参考にしています

大貫漬物食品「しょぼろ納豆漬」

茨城県に行ったなら「しょぼろ納豆」を買わずしては帰れない!いちょう切りした切り干し大根を納豆と混ぜ、塩漬けしたものをこう呼ぶのだそうです。

保存食として昔から重宝されていた郷土の味は、いまもなお根付いている模様。ポリポリとした歯ごたえがたまりません。

いつもの私は、要冷蔵商品はお土産にしにくいので持ち帰らないのですが、冬&保冷剤持参&東京まで2時間程度で帰れる……ということで、普通に持ち帰っちゃいました(個人の判断です)。

価格:160円

いばらき食品「生干納豆」

もう一つ納豆商品を購入。こちらも伝統食で、納豆を天日干しにした干し納豆です。今回は青のりがまぶしてあるものを購入。お酒のおつまみやお茶漬けのおともにおすすめで、小腹が空いたときにもスナック感覚で食べられますよ。

価格:208円

小美玉ふるさと食品公社「金柑&ヨーグルト」「梅&ヨーグルト」

ヨーグルトの街・小美玉市に本社を置く企業が作る、果実がまるごと入ったヨーグルト。今回は特に珍しい梅と金柑入りを選びましたが、シリーズ品には「ブルーベリー&ヨーグルト」や「ゆず&ヨーグルト」もありました。ヨーグルトの街が誇る商品だけあって、味もなめらかさも最高です。

価格:各148円

おみ農園「ほしいも」

実は、全国の9割のほしいもを生産している茨城県。茨城のお土産としてもほしいもはとっても有名で、スーパーにもばっちり並んでいました。ねっとりとした甘みが濃縮されたほしいもは、1個でも満足度は抜群。ヘルシーでおやつに最適です。

価格:398円

風見米菓「しみせんべい」

しっとりとした、しみ(ぬれ)せんべいも旅のおともに持って帰りたい品。パッケージにもありますが、しっとりとした食感は醤油をしみこませているからで、決して湿気ているわけではありません!

お茶うけに最適で、個包装になっているのでばらまき土産的に使っても良さそう。

価格:284円

柴沼醤油醸造「紫峰しょうゆ」

茨城県民愛用!かつおだしが加わった熟成醤油は、お刺身につけたり、冷ややっこにかけたりすると最高なのだそう。

一升瓶タイプもあるのですが、とうてい持って帰れなかったので500mlタイプを選びました。お醤油次第で料理の味は全然違ってくるので、お料理好きの方にお土産として渡すのもおすすめ。

内容量:500ml
価格:380円

 

茨城県には渋い魅力が実はたくさん。茨城県のご当地スーパーの旅、とっても楽しかったです。