ご当地スーパー

【沖縄県・石垣島】ご当地スーパー「知念商会」へ、オニササを求めて

夏のバカンス先といえば、沖縄。

今回は八重山諸島の中心である石垣島へ、バカンスとともにご当地スーパーとご当地食品を求めて行ってきました。

ご当地スーパー好きの血が騒ぐ、必ず訪れてほしい要チェックスーパーをご紹介します。

 

石垣島ご当地スーパー「知念商会」

石垣島で「絶対に行きたい」と思っていたのが「知念商会」。

島にある個人商店なのですが、「オニササ」という石垣島民のソウルフードがうまれた場所として有名です。

何と、旅行サイト「トリップアドバイザー」でも5段階中4.5を叩き出す、高評価なご当地スーパーである知念商会。何がそんなに訪れる人の心を魅了するのか、気になりませんか?

島の個人商店が高評価…なぜ??

浮足立つ気持ちを抑え、まずは外観チェック。

オニササの文字が書かれたのぼりを見て、さらにわくわく。いざ、中へ。

果たして、オニササとは…?

店内は商品棚が低くなっていて、ご高齢の方でも商品が取りやすくなっています。

通路の幅も広く、お客さん同士がぶつからず、スムーズに店内をまわれるのも島のスーパーならではという感じ。ゆっくりした時間が流れていました。

普通なら食品が売っているスーパーに動物はNGですが、知念商会では猫ちゃんがいても温かい気持ちに。

「ふふっ」と微笑んでしまいました。

ちなみに、知念商会では食品のほかに生活雑貨も売っています。便利!

お店に入って左てが食品、右てが生活雑貨などのコーナー。店内は横に広いです。

さて、肝心のオニササを。

オニササは店内に入ってすぐの惣菜売り場で、なんと自分で作ります。

惣菜売り場・表
惣菜売り場・裏。オニササの作り方が書いてあるので、初心者でも安心です!

オニササとは何ぞや…と思った方へ、ここで解説。

オニササとは、「おにぎり」と「ささみフライ」を組み合わせた食べ物です。

別々に売っていたそれぞれの惣菜を、地元の高校生が組み合わせて食べたことが誕生のきっかけなのだそう。

今では1日に1000個以上を売り上げる日もあるという、知念商会の顔とも言える品。メディアにも多数取り上げられている人気商品です。

石垣島では空港などでも「オニササ」なるものは販売されていますが、元祖オニササはこちらでしか食べられません。

さて、作り方を紹介。とっても簡単ですが、念のために写真付きでお送りします。

 

1.ビニールの手袋をつけ、まずはフライをショーケースから取り出します。

2.続いて、フライにお好みのソースをかけます。わたしはにんにく入りソースに。ちなみに、ソース&マヨの組み合わせが定番だそう。

3.最後に、好みのおにぎり(スタッフさんいわく、のりたまがおすすめだそう)をフライにのせ…

4.ささみフライに沿って、おにぎりをギュッとのばせば完成!なんてジャンキーな見た目…!!

「所詮ごはんとささみフライでしょ…?」と思うなかれ。別々の存在だった両者が見事に融合し、無限にイケそうな味に変化するのです。

お米の甘みとソースのスパイシーさをささみフライが受け止めていて、とってもおいしい。揚げ物ですが、ごはんで中和され(?)重たさもゼロ。これは確かに病みつきになりますね…。

お店の外に置いてあるベンチで、一瞬でたいらげてしまいました。

ぺろり

ちなみに、おにぎりにはのりたまの他に、沖縄県の炊き込みご飯である「じゅーしぃ」や、梅しそなんかもありました。

 

そして、人気のオニササだけで終わる知念商会ではありません。

評価の高い理由その2は、沖縄県産の商品の多さ。「置いてある商品の半分以上は沖縄産なのでは?」と思うくらい、沖縄県のご当地食品が目白押しです。

アーサ、もずく、沖縄そばのだし。ご当地産ではないものの、沖縄県で不動の人気を誇るステーキソース「A1ソース」も、もちろん置いてあります。

写真中央上にあるのが、A1ソース。沖縄の家庭には、一家に1本あるとかないとか。

ご当地の汁物やごはん物が簡単に作れる商品や、

ご当地スイーツのサーターアンダギーが作れる粉も。自分用のお土産にして、ぜひ家でも作ってみたいですね。

八重山諸島のご当地グルメである八重山そばも揃っていました。

また、沖縄県の大手スーパーではなかなか見かけない地場野菜も、知念商会ならたくさん発見できます。島野菜コーナー、最高です。

シークワーサーも買える!

ご当地飲料の充実度も100点!ゲンキクールは、石垣島本社の乳酸菌飲料。ヤクルトよりもヨーグルトっぽく、甘くてまろやかです。

また、写真にはありませんが、石垣ビールや泡盛なんかも豊富に置いてありました。

個人商店らしさをいかし、大手スーパーにはまねできない小回りのきいた品ぞろえを維持しているところこそ、高評価の理由なんだなぁ、と思ったのでした。

ちなみに、石垣島では大手のご当地スーパーも2社まわりましたが、沖縄らしい商品の多さでは知念商会がピカイチ!

ご当地土産を買うのにも最高の知念商会。お土産やさんで売っているお土産の中には、知念商会で買った方が安く買えるものも。

最高に楽しくて、実は滞在中、何回も訪れてしまいました。

皆さんも石垣島観光のマストスポットとして、石垣旅行の際はぜひ訪れてみてくださいね。

知念商会での戦利品

 

アクセス

知念商会:沖縄県石垣市登野城1249-18

※繁華街(フェリーターミナル付近)から車で6分ほどです